ブロックチェーンでオレンジジュースの産地を透明化 オランダの大手スーパーが計画

オランダ最大のスーパーマーケットチェーン「アルバート・ハイン」は、オレンジジュースの生産チェーンを透明化するために、ブロックチェーンの利用を計画していることを明らかにした。インターナショナル・スーパーマーケット・ニュースが21日に伝えた。ブロックチェーン技術は世界の食品業界でも存在感を高めてきている。

報道によれば、アルバート・ハインは同社サプライヤーのレフレスコと協力して、新たなブロックチェーンシステムを立ち上げるという。アルバート・ハインの「持続可能な」独自ブランド製品の出処に関し、顧客にできるだけ多くの情報を提供するのが目的である。顧客はオレンジジュースの箱に印刷されたQRコードをスキャンすると、ブラジルからオランダまで、そのオレンジジュースが辿った全てのルートを追跡することができる。

このシステムには、品質と持続可能性について、さまざまな農作物栽培者による格付けが分かるデータと共に、収穫時期や甘み密度など、果物自身に関する情報も保存される。さらに、顧客がこのシステムの「ライク2ファーマー」オプションを利用して、チップを送ることもできるという。

アルバート・ハインのマリット・ファン・エグモンンド商務担当役員は、報道記事の中で次のように述べている。

「当社製品をより健康的なものにし、食品廃棄を減らして、環境への影響を抑えることで、顧客にとって重要な課題に積極的に貢献したいと考えている。チェーンの透明性は徐々にその重要性を増している」

4月には世界最大の小売企業であるウォルマートは、ブロックチェーン技術を使い、生鮮食品のビジネスを展開する準備を進めていると報じられた