ビットコイン(BTC)のハッシュレートは過去48時間で33%上昇したが、仮想通貨マイニングでは依然として不確実性に直面している。中国のマイニングプールの1つ「Byte」がビットコインのマイニングレースから脱落するとの情報が出ている。

中国のブロックチェーンメディアの4月6日の報道によれば、中国のマイニング企業ValarhashのマイニングプールByteのコンピューティングパワーが、3月上旬の4000ペタハッシュから、現在は200ペタハッシュに低下している。Baiteはビットコインのマイニングから離脱し、近い将来にアルトコインのマイニングに移行することを決定したという。

報道によれば、今回の決定はマイニングプールの収益性悪化がその理由だとしている。

Valarhashは昨年7月、中国の四川省で2つのビットコインマイニングプールBytepoolと1THashをローンチしている。Bytepoolと1THashはビットコインハッシュレートの全体の9%を占めるとされており、現在、1THashは8位にランク付けられている。報道によれば、Bytepoolが残りのハッシュパワーの大部分を1THashに移管する可能性が高いという。

Source: BTC.com 

中国のマイナーへのパンデミックの影響

新型コロナウィルスの影響により、ビットコインのマイニング事業者にも影響が出ているとみられている。現地の報道では、40以上の事業者が事業停止を余儀なくされているという。

翻訳編集 コインテレグラフジャパン