リトアニアの中央銀行であるリトアニア銀行は、ブロックチェーン基盤のデジタル版のコレクターコインを来年春に公開する。プレスリリースで発表した。同国の独立を記念したコインだとされる。

リトアニアは1918年2月16日に完全独立を宣言。コインのデザインは、この独立に貢献した20人を特徴としたものになる。クレジットカードに似た形と大きさで、1コイン19.18ユーロ(約2300円)で、6種類各4000コインの合計2万4000トークン発行予定

デザインに関して、同銀行の取締役のマリウス・ジュルジラス氏は、同国の歴史における同独立法の著しい役割をたたえるものだとしている。

コインは同銀行のオンラインストアで購入できる。1回の購入で、ランダムに選択された6トークンを受け取ることができる。各種1コイン集めると、現物のシルバー(銀)コインと交換できるという。

同銀行は、このイニシアチブで若い世代の人たちにリーチできることを期待しているとしている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン