時価総額6位のライトコイン(LTC)が強気トレンドに移行しそうであることからビットコイン(BTC)の強気相場が始まるかもしれない。仮想通貨アナリストのウィリー・ウー氏が6日に一連のツイートの中で予想した

ウー氏は、ライトコインの採掘難易度が6ヶ月間の低迷の後に上昇に転じたことに注目。ビットコインの採掘難易度は、10分に1回のブロック生成を維持するため2週間ごとに変更される。一般的に、ネットワークに参加するマイニングのパワーが小さければ、採掘難易度は下がる。一方、ネットワークへの参加が増えれば、採掘難易度は上昇する。

(出典:Woobull「ライトコインの採掘難易度(赤)と価格(水色)」)

ウー氏は、2019年の後半は「LTCにとって最大のマイナー降参期だった」と指摘。それに呼応する形で価格も下落したことを伝えた。

しかし、最近になって採掘難易度は上昇。もしライトコインが弱気チャネルを突破すれば、ライトコインがビットコインの強気なブレークアウトを牽引しても驚かないと述べた。

ライトコインをビットコインの先行指標と考えるアナリストは少なくない。

著名テクニカルアナリストのアレッシオ ・ラスターニ氏は、ライトコインは過去にビットコインの先行指標とし機能したと紹介。例えば、2018年の2月にライトコインが上昇した後、4月頃にビットコインが上昇。また今年、ライトコインはビットコインよりも早く下落し始めたと解説した。

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翻訳・編集 コインテレグラフジャパン