ロスのトレーダー 法定通貨/ビットコインの違法取引で訴追

 ロサンゼルス在住のトレーダーが法定通貨とビットコインの送金ビジネスを無許可で運営したとして訴追されているとNBCロサンゼルスが11日に伝えた

 トレーダーの名前は、はテレッサ・テットリー氏(50)。「ビットコイン通(Bitcoin Maven)」という偽名で通っていた。2014年~2017年の間にビットコイン取引所localbitcoins.comを通じた取引で年に30万ドルの利益を出していたという。検察当局による全期間を通じたテットリー氏の取引額は、600万ドル~950万ドルに上っていた。

 テットリー氏は、無許可で送金ビジネスを行ったほかドラッグ取引にも関与した罪を認めている。検察側は、「規制が行き届いた銀行業界の外に意図的に闇金融市場に加担した」とし、30カ月の禁固刑を求刑。さらに40ビットコイン(執筆時点で約27万ドル)と現金29万ドル、さらに25本の金のバーの没収を要求している。弁護側は、懲役1年に減刑するように争っている。判決日はまだ決まっていない。

 米国の金融犯罪執行機関連絡室は、現行法において送金業者が法定通貨と仮想通貨の交換をすることを禁止。2011年以来、米国の仮想通貨交換所などにマネーロンダリング対策などを定めた銀行秘密法(BSA)が適応されることになった。また2013年にはマネー・サービス・ビジネス(MSB)として登録し、アンチ・マネー・ロンダリング(AML)など金融犯罪を防ぐための様々な規則に従うことが義務付けられた。