取引高で韓国最大の仮想通貨取引所ビッサムが、50%以上の人員削減に乗り出す計画を立てている。コインデスクが報じた。弱気相場が続く中、仮想通貨業界では人員削減に乗り出す大手企業が相次いでいる。

ビッサムは、スタッフを310人から約150人に減らす計画。「(ビッサムの)取引高が前年比から減少したことはさておき、内部統制を整えようとしている」とビッサムの担当者は話したそうだ。ただ「さまざまな新規ビジネスに関して必要な人材を追加する」と話した。

ビッサムは去年10月、自社株式の38%を4000億ウォン(約393億円)でシンガポール拠点の企業コンソーシアム「BK Global Consortium」に売却したと報じられていた。

仮想通貨業界で人員削減を進める企業は多い。

昨年12月、イーサリアム上のdAppsの開発で有名なコンセンシスが、最大50%~60%の人員削減を進めていると報じられた。また、中国のマイニング大手ビットメイン は総従業員数の50%以上に影響が出るレイオフを始めることを昨年12月に認めていた