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Christina Comben
執筆者:Christina Combenスタッフライター
Bryan O'Shea
校閲:Bryan O'Sheaスタッフ編集者

トランプ大統領、次期FRB議長にケビン・ウォーシュ氏指名を発表 過去にビットコインへ好意的発言も 

トランプ大統領、次期FRB議長にケビン・ウォーシュ氏指名を発表 過去にビットコインへ好意的発言も 
ニュース

米国のトランプ大統領は金曜、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長として、元FRB理事のケビン・ウォーシュ氏を指名すると発表した。現議長のジェローム・パウエル氏の後任人事を巡り、上院での承認プロセスが本格化することになる。

この決定は、トランプ氏が自身のSNS「トゥルース・ソーシャルl」で公表したもので、55歳の元FRB理事であるウォーシュ氏が最有力候補との報道を裏付けた。

トランプ氏は、ウォーシュ氏とは長年の知己だとした上で、同氏が「歴史に残る偉大なFRB議長の1人、もしかすると史上最高の議長になるだろう」と述べた。

予測市場やウォール街の論評では、金曜の発表を前にウォーシュ氏指名の可能性が急速に織り込まれており、同氏がトランプ氏の最有力候補と目されていた。

FRBでの経歴と金融政策観

ウォーシュ氏は2006年から2011年までFRB理事を務め、その後は超金融緩和政策に対する批判を繰り返してきた。FRBには「レジームチェンジ」が必要だと主張し、金融危機後に拡大したバランスシート運営にも疑問を呈してきた。

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Trump announces his pick for Fed Chair. Source: Truth Social

また、ウォーシュ氏は、米国経済における仮想通貨の重要性をたびたび軽視してきたパウエル氏と比べ、ビットコイン(BTC)に対して明らかに前向きな見方を示している。

7月にフーバー研究所で行われたインタビューでは、ビットコインがFRBの経済運営能力を弱めるとの見方を否定し、市場規律をもたらす存在になり得るとの認識を示した。

市場の反応と金の急落

ウォーシュ氏の指名は、よりタカ派的なFRB議長誕生への警戒感や、米連邦政府の一部閉鎖リスクを背景に、ビットコインを含むリスク資産がすでに再評価される局面で伝えられた。

金支持者でアナリストのピーター・シフ氏は、当日の金と銀の「暴落」は「トランプ氏がケビン・ウォーシュ氏をFRB議長に指名したこととは無関係だ」と主張した

シフ氏は、トランプ氏がウォーシュ氏をタカ派だと考えていれば指名しなかったはずだと述べ、「最もタカ派とされるFOMCメンバーですら、実際にはハト派だ」との見解を示した。

ウォーシュ氏の指名には米上院の承認が必要であり、引き締め志向の政策発言や、パウエル体制下の規制対応や危機対応に対する過去の批判が、議会で厳しく精査される見通しとなっている。

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