JPモルガンが出資するデジタルサービス会社スマートラック(Smartrac)は、元デロイト幹部のエリック・ピシーニ氏がCEOを務めるSUKUエコシステムとのパートナーシップを提携した。SUKUエコシステムが22日のツイートで明らかとなった。

ピシーニ氏はブロックチェーン企業シチズン・リザーブのCEOでもあり、SUKUはその子会社にあたる。SUKUは同社のプラットフォームをスマートラックのサプライチェーンと統合するスマートラックは電波による個体識別技術(RFID:radio-frequency identification)を用いた製品開発とIoTソリューションを手掛けるオランダのメーカー。イーサリアム・ブロックチェーン上に構築されたSUKUのプラットフォームは、ERC20トークンベースの独自通貨ZERVによって稼働するエコシステムだ。

SUKUとシチズン・リザーブのCEOを務めるピシーニ氏は、フォーブスとの取材の中で、新たなパートナーシップはサプライチェーンのデジタル化に関連する主要な課題を解決することに焦点があてられていると述べた。同氏は、新たなブロックチェーン統合は、サプライチェーン上の追跡、セキュリティ、透明性を改善するという。シチズン・リザーブCTOのデニッシュ・ダミージャ氏は以下のように語る

スマートラックのデジタル対応能力とシチズン・リザーブのSUKUプラットフォームを組み合わせることで、透明でアクセス可能なサプライチェーンソリューションの下、実物製品に固有のIDを提供できる。

スマートラックは、e-パスポートのRFID製造で世界最大のサプライヤーとして知られる。昨年7月、JPモルガンが最大の出資会社ではあるが、グローバルe-コマース大手アリババグループもスマートラックの株式を保有している。