イーサリアムの共同創始者で米コンセンシス社CEOのジョセフ・ルービン氏が今月、ビットコインをめぐって高まるバブル懸念についてコメントした。同氏によると、ビットコインはバブル期にあるが、これは仮想通貨の発展にとって必ずしも悪いことではないという。ブルームバーグに語った。

 ルービン氏によると、

これは全くのバブルだ。ただしこれは良いバブルで、とてつもない技術が出現してこれに価値やビジョンを見出す人々を受け入れきれていない時におこるものだ。

バブルの次に更に大きなバブルが継続的におきるだろう。その過程でその根本的な価値がつくられていく。この技術はとてつもなくパワフルで奥深いため、現在世界で普及しているITシステムを根本から変えてしまうからだ。

 これに先立って、ルービン氏は先月、ブロックチェーンを基盤とした新たなインターネットのあり方について、

 「点が揃い始めた。ただまだ線になっていない。まだまだこれからの技術だが、今後様々なプレーヤーが参入する開かれたプラットフォームができていく」

 「もちろん(ビットコイン等仮想通貨は)バブルに決まっている。そしてこれからさらに増大するバブルの一つにすぎないと思いたい。バブルによって人はまずこれに興味を持ち、エコシステム(生態系)に本当の価値をもたらすのだから。」

 等と同様の発言をしていた。