仮想通貨取引所コインチェックは1日、大口取引の顧客を対象とした大口OTC(店頭)取引サービスの取扱を開始したと発表した

買い手と売り手が直接取引をするOTC取引は、流動性の高さから米国などでは機関投資家の間で人気がある取引。米仮想通貨決済企業サークルは、2018年のOTC取引の取引高が240億ドル(約2兆5900億円)を記録したと発表。米国最大の仮想通貨取引所コインベースも、機関投資家向けにOTCトレーディングデスクを設立している

今回、コインチェックのOTC取引の対象となるのは、ビットコイン(BTC)。「大きな金額の仮想通貨を一括で素早く取引することが可能」で「魅力的な価格での取引が可能」という。対象取引は50BTC(約2300万円)からで、コインチェック(WEB)上で行われる、平日10:00~15:00の大口OTC取引だという。

その他の取扱通貨については、随時追加を検討するそうだ。