仮想通貨(暗号資産)ビットコイン(BTC)の価格モデルで有名なPlanB氏は現在の値動きが「非常に面白くなってきている」と評価している。

PlanB氏は9月4日に行われた仮想通貨ポッドキャスターのピーター・マコーマック氏のインタビューで、「半減期から4ヶ月が経過し、非常に面白くなってきている」と語った。

PlanB氏のストック・フローモデル(S2F)はビットコインの半減期に合わせて、価格の動きを予測。マイニングによるビットコインのインフレ率が低下することに基づいて、価格が上昇することを予想している。現在は次の2024年の半減期までに28万8000ドルに到達するとしている。

PlanB氏は現在もビットコインに対して強気の姿勢を崩していない。ビットコインを現在の世界経済に対するヘッジ手段としてみているからだ。「ビットコインはすべての資産のクレイジーな価値低下と量的緩和に対する解決策であり、ヘッジ手段だ。」と述べており、新型コロナウイルスによる経済対策としてあげられたインフレと現在の政府の対策による上昇も見込まれると言及した。

また、現在は大企業の顧客から需要が増加していることも強気の理由であるという。

「我々は今、フィデリティやすべての大企業で、ビットコインを年金基金に入れて欲しいという要求があることを体感している」

年末に向けて順調

PlanB氏はこれまでにも自身のS2Fモデルで、ビットコインが順調に推移していることを強調している。

9月2日のツイートでは、2020年のビットコイン価格は2012年と2016年の価格上昇率の間を推移しており、急騰する可能性を十分に残した範囲にとどまっていることを指摘。価格の上昇時には「忍耐」が必要だとしている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン