イランのザリフ外相は8日午前11時30分過ぎに「戦争を望んでいるわけではない」とツイートした。

イランは8日、イラクにある米軍が駐留する基地をミサイル攻撃。もし米国が報復すれば、米国本土やイスラエル、UAEなどを攻撃対象にすると脅迫していた。

ただザリフ外相は、あくまで自衛のための措置だと主張。「国連憲章第51条の下、自衛のために適切な措置を取った」とし、「臆病にも我々の市民や高官に対して武装攻撃がなされた基地を標的にした」と述べた。その上で、ザリフ外相は次のように続けた。

我々はエスカレーションや戦争は求めていない。しかし、どんな攻撃に対しても我々を守るだろう」

またCNNが米国政府高官の話として伝えたところによると、米軍はミサイル攻撃の警告を事前に受けており、関係者は着弾前にシェルターに避難できていたという。

一方、トランプ大統領はイランのミサイル攻撃を受けてツイッターを更新。米国東部時間の8日朝(日本時間8日夜)に声明を出すと発表した。

「すべて順調だ!イランから発射された複数のミサイルがイラクにある2つの軍事基地に着弾した。死傷者と被害について現在確認中だ。現在のところ、良好だ!我々は、今の所、世界で最もパワフルで装備が行き届いた軍隊を持っている!明日朝に声明を出す」

ビットコインは8日午前に一時8400ドルを上回ったものの、現在は8200ドル台で推移している。

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