インドの「巨額ビットコイン 詐偽」 モディ首相にも逆風?

 インドの野党であるインド国民会議(INC)が「巨額ビットコイン詐欺」に関する調査を要求していると5日付けのザ・ヒンドゥーが明らかにした。この詐欺には、モディ首相が率いるインド人民党(BJP)の幹部が関与しているとされている。

 INCのシャクティシン・ゴーリ氏は、BJPの幹部が共謀して資金洗浄をするため「多層に渡った」詐欺行為を働いたと指摘。ビットコインを資金洗浄の「隠蔽」に使ったとされる。その額は、約7億2300万ドルに上るという。INCは、インドの最高裁判所に対して正式な調査の立ち上げを監視するように求めたという。

 この疑惑が明るみに出たのは、今年の4月にインドのアムレリ地区の警察がビジネスマンのセールレッシュ・バット氏に暴行を加えて200ビットコイン を取り上げた上、460万ドル相当の現金を要求した事件だ。ここにBJPの幹部も関わっていた疑いがあるという。

 INCのゴーリ氏は、モディ首相がこの巨大詐欺事件を無視していると批判。グジャラート州議会委員会は、インド政府は自らを守るために調査を拒否しようとしているのではないかとツイートした。

 「モディ首相は『賄賂は受け取らないし、誰にも受け取らせない』というスローガンをよく使うが、巨額ビットコイン 詐欺事件には口を出さないようだ。そんなに自分たちを守りたいのだろうか?なぜインド人に対して事件の全貌を明かそうとしないのか?」