国際通貨基金(IMF)のチーフエコノミストであるギータ・ゴピナ―ト氏は、仮想通貨を禁止するのではなく、規制するためのグローバルポリシーを導入するべきだと主張している。

ゴピナート氏は、各国が仮想通貨を禁止した場合、自国の規制対象とはならないオフショア取引所を管理できなくなり、その規制は完全に無視されるだろうと主張し、グローバルポリシーを提案している。

「多くの取引所はオフショアであり、特定の国の規制対象ではないため、仮想通貨を本当に禁止することができるかどうかには課題がある」と、インドの経済シンクタンクNCAERのイベントで語った

ゴピナート氏の発言は、世界中の国々が仮想通貨をコントロールする方法を検討している中で出てきた。中国では今年、中国人民銀行を中心に仮想通貨に対する規制措置を強化した。インドでは、仮想通貨を規制するための法案が議会に提出されるといわれている