IBMは、ブロックチェーンを使ったベータ版の決済ネットワークを経て、仮想通貨ステラのネットワークを使った新しい決済ネットワークであるブロックチェーン・ワールド・ワイヤー(BWW)を発表した。

 ステラのブロックチェーン上で仮想通貨を使用して銀行間のリアルタイムに近い国際決済を容易にするBWWは、昨年10月以来、支払いオプションにブロックチェーン活用を志向しているIBMとステラのさらなるステップとなる。

 このソリューションは、デジタル資産を使用して取引を決済する。当事者間で交換される価値の保存として機能し、支払い指示メッセージを統合するものだ。プラットフォームの新しい要約では以下のように述べている。

「これはすべて、従来のコルレス銀行(海外送金時に中継となる銀行)の費用と時間と比較すると、かなり少ないコストで資金を移転できる」

 コインテレグラフは7月、IBMがステラのブロックチェーンを使って米ドルにペッグされたステーブルコイン(安定通貨)の発行するため、フィンテックスタートアップであるストロングホールドと提携したと伝えた