IBMがブロックチェーン特許申請、今回はARゲームの位置データベース管理に分散型台帳活用

米テクノロジー大手のIBMは、新しいブロックチェーン関連特許を申請した。今回の特許は拡張現実(AR)ゲームの位置情報データベースの管理にブロックチェーン技術を応用するものだ。IBMは特許文書の中で、ARゲームにおいて重要なのは「信頼性」だと指摘し、ブロックチェーンが偽造や改ざんを守る方法になるとしている。

米国特許商標庁(USPTO)が11月1日にIBMの特許文書を公表した

今回は拡張現実(AR)ゲームのプレイヤーが、リスクの高い場所や文化的にセンシティブな場所、個人の私有地といった「望ましくない場所」に侵入してしまうのを防ぐことができる技術だ。

ARオブジェクトと実際の物理的な場所との間に安全な境界を設定するため、AR実行中のモバイルデバイスと位置データベースとの間の情報のやり取りやデータベース管理をブロックチェーンで行う。分散型台帳を使うことで、データベースの記録を偽造や改ざんから守り、データベースの記録が増加しても継続性を維持できるとしている。

ブロックチェーンによる位置ベータベースに基づき、ARゲームのプレイヤーはモバイルデバイスから特定の位置が望ましくない場所であるかどうかについて情報を得ることができる。さらに、記載されているシステムでは、望ましくないものとして示される特定のARオブジェクトを修正することができ、それをモバイルデバイス上に表示することもできる。

IBMは積極的にブロックチェーン特許を取得

今年8月末に知財関連メディアのiPR Dailyがまとめた、ブロックチェーン関連の特許を申請している企業・組織のランキングで、IBMは第2位の位置し、89件の特許を申請している。トップは中国のアリババで申請数は90件と、ほぼ同数の申請数だった。I