中国人民銀行のデジタル通貨リサーチ部門が通信機器大手のファーウェイと戦略的提携関係を結んだ。ファーウェイが4日に発表した。
両者は、金融テクノロジー(フィンテック)のリサーチ分野で戦略的な協力関係を結んだという。それ以上の詳細は明らかにされていない。コインテレグラフはファーウェイに連絡をしたが、現時点で返信は来ていない。
ブロックチェーン技術を使うかどうかも明らかになっていない。
ファーウェイの任正非CEOは、7月、フェイスブックの仮想通貨リブラと同等の価値を持つデジタル通貨を中国なら簡単に作れると発言していた。
【関連記事:なぜ仮想通貨リブラを待つ?ファーウェイCEO、「中国なら簡単に作れる」と発言】
一方、中国人民銀行支払決済局の穆長春(ムー・チャンチュン)副局長は開発中のデジタル通貨がフェイスブックのリブラと類似点を持っており、ウィーチャットやアリペイなど主要プラットフォームで使用できる形になると話していた。
【関連記事:中国独自のデジタル通貨「リブラと類似点」、中国人民銀行幹部が発言 アリペイなどで使用可能に】
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版