香港の証券先物委員会(SFC)は4日、仮想通貨の投資ファンドの規制を公表した。
「仮想通貨に投資するポートフォリオを持つライセンス企業の契約条件」と題された37ページの文書で仮想通貨に投資するポートフォリオを管理する企業について規制している。
発表文書によると、投資ファンドは最低300万香港ドル(約4000万円)の流動資本が必要になるという。また人的、技術的資産の管理や資金洗浄防止やテロ資金供与対策を求めている。
SFCは昨年11月、投資家保護を目的に規制を強化。運用残高の10%以上を占める投資ファンドには免許が必要とし、販売先もプロ投資家に限るとした指針を発表していた。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版