米投資会社のグッゲンハイム・パートナーズで最高投資責任者(CIO)を務めるスコット・マイナード氏は20日、ビットコインは2万ドル台まで下落するとの予想を明らかにした。CNBCが報じた。
1月8日に42000ドルの史上最高値を更新したビットコインだが、マイナード氏は2022年までこの高値を更新することはないとも主張した。
「現在までのところ、来年までビットコインが高値を打つことはないと考える。そして20000ドルに向けた調整を見ることになるだろう」
短期的な弱気予想を繰り広げるマイナード氏だが、長期的には強気という姿勢だ。
マイナード氏は以前、ビットコインが最高値を更新しようと上昇していた際に、「ビットコインは40万ドルに向かう」という予想を公表。その後1月10日に「ビットコインの放物線を描くような上昇は、短期的には維持できない」と主張していた。
グッゲンハイム・パートナーズは2020年11月、米証券取引委員会(SEC)に提出された書類によって、ビットコイン投資を検討していることが明らかになった。グレイスケールのビットコイン投資信託を通じて、仮想通貨業界に参入することが分かっている。
足元ではマイナード氏が指摘するように、ビットコインは3万ドルを割る勢いで下落を続けている。