仮想通貨資産運用会社グレースケールが、米国初の現物チェーンリンク(LINK)上場投資信託(ETF)を今週にもローンチする見通しとなった。
ETFインスティチュートの共同創設者ネイト・ジェラシ氏は日曜、「今週ローンチ予定……初の現物LINK ETF。グレースケールはLINKトラストをETFへ上場・転換できる見込みだ」とXに投稿した。
競合の仮想通貨資産運用会社ビットワイズも、別のチェーンリンクETFを準備している。
ジェラシ氏の見通しはブルームバーグ・インテリジェンスの予測とも一致しており、ブルームバーグのシニアETFアナリストであるエリック・バルチュナス氏はグレースケールのETFが12月2日にローンチされると予想している。
先週、バルチュナス氏は、今後6日間で5つの仮想通貨ETFがローンチされる予定であり、さらに今後6か月で100以上の新規ETFが継続的に登場する可能性があると述べた
「今後6日間で5つの現物仮想通貨ETFがローンチする。その後の正確な日程は不明だが、安定的な供給が続くと予想している(おそらく今後6か月で100を超えるだろう)」と同氏は11月24日に投稿している。
グレースケールのチェーンリンクETFは、同社が2020年後半に設立したチェーンリンク・トラストをETFに転換する形で提供される。
このETFは、LINKの現物価格に連動してリターンを生み出し、さらにLINKのステーキング報酬からも収益を生み出す形となる。
グレースケールはチェーンリンクのエコシステムに強気スタンスを示しており、最近のリサーチレポートで、チェーンリンクを「仮想通貨と伝統的金融を結びつける重要な結節点」と表現している。
今年の米証券取引委員会(SEC)トップの交代により、米国では仮想通貨ETFの承認が相次いでおり、ソラナ(SOL)、XRP(XRP)、ドージコイン(DOGE)などに連動するETFが次々とゴーサインを獲得した。
先月、グレースケールはXRPとドージコインのETFをローンチしている。
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