グーグルは、ギャンブルまたはギャンブル関連のサービスを宣伝しない限り、ブロックチェーンベースの非代替性トークン(NFT)ゲームの広告を許可するように仮想通貨広告ポリシーを更新した

グーグルのブログ投稿によれば、新しい変更は9月15日から発効し、特定の基準を満たすゲームの広告を許可する。更新情報の中では以下のようなゲームのプロモーションは許可されるとしている。

「プレイヤーのキャラクター用の仮想アパレル、より優れたステータスを持つ武器や防具など、ゲーム内アイテムを購入できるようにするNFTゲーム。これらのアイテムはユーザーのエクスペリエンスを強化したり、ゲームの進行を助けるために消費されたり使用されたりする」

新しいポリシーは、プレイヤーが、仮想通貨やその他の非代替性トークンといった報酬を得るために、他のプレイヤーに対してNFTを賭けたりするゲームの広告を引き続き禁止する。

NFTカジノゲームや、プレイヤーがNFT、現金、または仮想通貨などの現実世界の賞品を賭けてプレイするようなソーシャルベッティングパラダイムも引き続き禁止される。

NFTを統合したギャンブル関連のコンテンツを宣伝する広告を実施するには、開発者とパブリッシャーは「ギャンブルとゲームのポリシーに準拠し、適切なグーグル広告の認定を受ける」必要がある。

2018年3月に報じたように、グーグルはプラットフォーム全体で仮想通貨関連の広告をすべて禁止していた。禁止が永久的か、後日見直し可能かについては明示されていなかった。

当時、グーグルのサステイナブル広告担当のディレクターであったスコット・スペンサー氏は、同社が「消費者が被害を受けた、または受ける可能性があると十分に認識した」ため、仮想通貨関連の広告に「細心の注意を持って」取り組むつもりであると述べた。

2021年6月に、グーグルは「米国を対象とした仮想通貨取引所およびウォレットを作成している一部の企業」が、米金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)に登録されている金融サービス事業者または連邦または州によって認可された組織であれば、プラットフォームで広告を掲載することを許可するように禁止を緩和した