ドイツ2番手の証券取引所Boerse Stuttgart Group(ベールゼ・シュトゥットガルト・グループ)は31日、仮想通貨トレーディングアプリBison(バイソン)を正式に立ち上げた。

このアプリは、フィンテック企業のSowa Labs(ベールゼの子会社)によって開発されたもので、伝統的なマーケットに慣れた投資家でも仮想通貨の取引が簡単にできるようにする狙いがある。現在、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)が無料で取引できるそうだ。また、もう一つのベールゼの子会社であるBlocknoxがカストディ(資産管理)サービスを手がけるそうだ。

現段階ではドイツのみで利用可能だが、2019年末までに他の欧州諸国の住民も24時間アクセスできるようにする予定だという。ベールゼ・シュトゥットガルト証券取引所は、昨年秋にバイソンを立ち上げていた

ベールゼ・シュトゥットガルト証券取引所は、昨年12月、独ソラリスバンクと共同で、仮想通貨取引所のインフラを共同開発すると発表した。