ドイツ第2位の証券取引所、仮想通貨取引アプリを今秋にリリース

 1000億ドルの取引高を持つといわれているドイツ第2位の規模を誇る証券取引所、ベールゼ・シュトゥットガルトは17日、手数料無料の仮想通貨取引アプリをリリースすると発表した「バイソン」と呼ばれるこのスマートフォンアプリは、フィンテック・スタートアップのゾーワ・ラブスと共同開発し、18年秋から無料で使用できるようになる。

 バイソンはリリース時、ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、リップルの4種類の仮想通貨の取引に対応する。「近い将来に」取引銘柄を追加するとしている。同アプリのインターフェースと取引プロセスは、利便性に照準を合わせており、仮想通貨ウォレットや書類を必要としない。

 さらに、バイソンのプラットフォームは、人工知能(AI)データ分析ツール「クリプトレーダー」をユーザーに提供する。クリプトレーダーは、仮想通貨業界からの日々25万件以上にのぼる仮想通貨に関するツイートを分析し、コミュニティのセンチメント(感情)の状況をリアルタイムで提供する。本記事公開時点では、バイソンのウェブサイト上のクリプトレーダーのアルゴリズムは、ビットコイン、イーサリアム、ライトコインに対する感情は中立的で、リップルに対する感情は肯定的な方向に向かって動いていることを示している。

 今月17日の金融・投資見本市「インベスト・イン・シュトゥットガルト」で、バイソンのプロトタイプが公開された。ゾーワ・ラブスの取締役であるウーリ・スパンコウスキー氏は、バイソンについて「従来型の証券取引所によって運営される世界初の仮想通貨アプリだ」と述べている。ゾーワ・ラブスは、1000人以上の参加者を対象にした同社の調査が、投資家の大多数が仮想通貨市場への「より容易な」アクセスを望んでいることを示したと主張している。

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