仮想通貨(暗号資産)ビットコイン(BTC)が19000ドル付近で推移する中、ギャラクシーデジタルの創業者兼CEOのマイク・ノボグラッツ氏は、ビットコインを2025年まで売却せずに保有することを勧めている。

25日に公開されたヤフーファイナンスのインタビューでノボグラッツ氏は、現在のビットコインの上昇は機関投資家や著名な投資家が「ゆっくりと参入してきている」ことによって起きているものだと述べた。ペイパルやスクエアといった大手企業が仮想通貨に参入しているだけでなく、これまで否定的な態度を示していた著名投資家のスタンリー・ドラッケンミラー氏がビットコインの保有を明かしたことに触れた。

「ビットコインは、米国と米国外の両方で法定通貨の下落に対するヘッジとしてのマクロ資産になっている」と述べ、「誰もが、自身の純資産の2%から3%をビットコインに投資すべきだ。そして5年後にはより大きな資産となっているだろう」と主張した。

ノボグラッツ氏はビットコインのボラティリティは高い状態が続くとしながらも、「再び12000ドル以下に下落する可能性は低い」と考えている。上値については、同氏はこのほど、女優のメイジー・ウィリアムズさんのツイッター投稿に対し、最終的には65000ドルに達すると予想した。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン