著者 中村健太郎 (なかむらけんたろう)FXcoin 所属
大手総合商社で為替予約・ポジション管理、トレードファイナンス、バックオフィス等、幅広く財務関連業務の経験あり。海外(シンガポール)では、アジア・大洋州地域のコーポレートファイナンスに従事し、2019年10月より現職。
Review
15000ドル超え
昨日のBTC相場は大幅に上昇。一昨日に147万円から142万円台に反落後、昨日未明に149万円付近まで上昇し、年初来高値を更新。大統領選の結果がバイデン有利と見えてきたことや、ETH2.0のジェネシスブロックが12月1日に設定されETHが急騰したこともあり、昨日のBTCは堅調に推移し、日本時間の夕方には150万円に到達した。昨日のFOMCは金利0%-0.25%で据え置かれ無風であったが、大統領選の行方がバイデン優勢との見方が強く、民主党候補の同氏が勝利した場合でも、上院で共和党が過半数を維持し、企業利益を損ないかねない大規模な政策変更は阻止されるとの楽観的な見方が広がり、NYダウが堅調に推移し、BTCも15000ドルを超え、対円では一時158万円まで上昇した。その後シルクロード関連の10億ドルBTCを米司法省が押収したと発表したこともあってか155万円割れまで戻されるも、朝方に再び上昇、足元は162万円台まで上昇している。
Outlook
続きはこちら
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。