イランの4つの銀行が金に裏付けられた仮想通貨PayMon(ペイモン)を開発したとFinancial Tribuneが先月30日に報じた。米国からの経済制裁に苦しむイランが仮想通貨を使ってどのような打開策を見出すのか注目されている。
ペイモンを開発したのは、イランのParsian Bank、Bank Pasargad、Bank Melli Iran と Bank Mellatの4銀行。OTC(店頭)取引を手がけるIran Fara Bourseがペイモンを取り扱うことになるそうだ。まずは1億ペイモンが発行されるという。
米国からの経済制裁を回避するため仮想通貨の可能性に目を向けるイランは、今週、独自の仮想通貨を発表する可能性が報じられている。また、先月28日付のテヘラン・タイムズによると、イラン政府は既にスイス、南アフリカ、フランス、イギリス、ロシア、オーストリア、ドイツ、そしてボスニアと仮想通貨での決済に関して交渉に入っている。
ただ、先月29日に報じられたイランの中央銀行の規制草案では、ビットコインなどの存在を「認めた」ものの、支払い手段として未承認の暗号通貨の利用を禁止する可能性を示唆。承認される暗号通貨は何かは明確しなかった。
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— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月31日
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