米国の仮想通貨取引所クラーケンは、米ワシントンDCに拠点を置く仮想通貨擁護団体であるコインセンターに10万ドルを寄付した。

クラーケンのブログで、仮想通貨ユーザーの権利を促進しようとするコインセンターの活動を支援するために資金を寄付したと説明している。クラーケンは、コインセンターが仮想通貨の可能性について規制当局や政治家に対する啓蒙活動を進めていると評価している。

「この新技術に関する誤った情報が依然として広まっているとき、私たちはすべての業界リーダーにこの重要な作業に資金提供するように呼び掛けている」と、クラーケンは述べている。

グレイスケールインベストメンツも先週にコインセンターに100万ドルを寄付し、2月末までにさらに最大100万ドルの寄付を行う意向も表明している。グレイスケールは、金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)が提案した規制案に対するコインセンターの取り組みを支援するためと述べている。

コインセンターのコミュニケーションディレクターであるニラジュ・アグラワル氏は、2021年の活動では金融プライバシーと「より賢明な税制」の推進に焦点を当てる計画であると、コインテレグラフに語っている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン