大手投資銀行であるモルガンスタンレーは、オンライン証券を手掛けるEトレードフィナンシャルグループを買収した。

ウォールストリートジャーナルによれば、買収爆は130億ドルにのぼり。2008年の金融危機苛、モルガンスタンレーにとっては最大の買収となる。Eトレードは500万人の顧客と、3600億ドルの資産をゆうしている。

Eトレードは買収後も、CEOのマイケル・ピッジ氏はその地位を維持し、ブランドや販売店、広告キャンペーンを維持することになる。

仮想通貨への関係は?

Eトレードは昨年4月、そのプラットフォームで仮想通貨取引の提供を開始する計画を発表していた。同社はビットコイン(BTC)やイーサ(ETH)の提供を準備しており、その後、ほかの仮想通貨も追加する予定だった。

モルガンスタンレーは、2018年にビットコイン関連のデリバティブを開始する準備を進めているとの報道が出た。ただし、18年に仮想通貨に相場が大幅に下落したため、参入自体が延期になっていた。

Eトレード買収でモルガンスタンレーの仮想通貨分野への進出にも影響を与えるかもしれない。

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