独サッカークラブの「バイエルン・ミュンヘン」、スター選手のデジタルグッズ制作へ ブロックチェーン企業と契約締結

ストライキングエンターテインメントが10月10日、独サッカークラブチームのFCバイエルン・ミュンヘンとデジタルグッズ制作・販売についてライセンス契約を締結したと発表した。また、ブロックチェーン基盤の独自プラットフォーム「stryking.io」を開発中で、主要チームのスター選手のトレーディングカードをノンファンジブル・トークン(NFT)として扱うための契約を近々行うと明かした。仮想通貨系メディア「ニュースロジカル」が11日に報じた

ストライキングによると、同社stryking.ioでは、FCバイエルンのマヌエル・ノイアー、ロベルト・レヴァンドフスキ、フィリペ・コウチーニョ、リュカ・エルナンデスをはじめとするスター選手のトレーディングカード(NFT)を取り扱う予定。今後数週間から数ヵ月間に希少カードの先行販売を行うと示唆した。

またstryking.ioのユーザーは、好みの選手カードを集めたバーチャルなチーム作成が可能という。ユーザー同士で対戦することで選手カードごとの勝敗結果を記録し、カード自体の価値を高めた上で売買できるようにする予定だ。

ストライキングは、ブロックチェーン関連スタートアップ企業アニモカ・ブランド(Animoca)の子会社。アニモカは2019年3月、NFTを活用した、F1題材のブロックチェーンゲーム「F1デルタ・タイム(F1 Delta Time)」の開発に向けて、フォーミュラ1(F1)と世界的な規模のライセンス契約を締結したと発表。5月にオークション形式セールを開催し、仮想レーシングカーが約1200万円で落札されたと報じられた

サッカー関連では、英プレミアリーグのマンチェスターシティが韓国のブロックチェーンゲーム企業と提携。FCバイエルンと同じく、スター選手を使ったNFTを展開する計画だ。

NFTは、仮想通貨イーサリアム(ETH)のERC-721規格に基づくトークンを指す。ノンファンジブル(代替不可能性)とは、ゲームで例えると、ゲーム世界に1つ存在しかない伝説の剣・伝説の盾など独自性を備えたものにあたる。一方、代替可能(ファンジブル)という概念もあり、こちらは価値が一定の(一般的な)剣や盾などになる。

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版