仮想通貨リブラの開発を進めるフェイスブックが、メッセージアプリ用のチャットボット開発企業「サービスフレンド」を買収した。テッククランチが報じた。
サービスフレンドは、リブラ専用のウォレット「カリブラ」の一部として使われる見込みだ。AIを使ったメッセージボットを手がけ、人間の知能、理解力、共感力をコピーし、利用者がボットと連絡していることが分からない状態を目指すという。
リブラに対する逆風は米国だけではなく、欧州でも強くなっている。
フランスのル・メール財務相は、欧州でリブラの開発を許可することはできないと発言。また、ドイツの連立政権がリブラのような「プライベートなステーブルコイン」の発行を許可しない方針を示した。
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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版