仮想通貨リブラの台頭、「米ドル支配の終わりではない」=FRB元幹部が英中銀総裁に反論

米連邦準備制度理事会(FRB)の元幹部だったサイモン・ポッター氏は、フェイスブックの仮想通貨リブラのようなデジタル通貨の台頭によって米ドルの優位が揺らぐことはないと、ブルームバーグに語った

英イングランド銀行のカーニー総裁は8月、米ワイオミングで開催された国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で「フェイスブックのリブラのようなデジタル通貨が世界の準備通貨として、米ドルに取って代わるべき」との考えを表明していた

ポッター氏はカーニー氏のこの意見に「ドルを基準通貨として持つ利点を無視するものだ」と反論。「米国には巨大で、流動性のある資本市場が存在しており、そのような考えは論外だ」と強調した。

「モノに基本的な価格を付けることができ、広いマーケットを持つ通貨が1つもないとなれば、グローバル経済を営むのが著しく困難になる」

ポッター氏は、ニューヨーク連銀で金融調節を行う部門(オペ部門)の責任者を長年務めていた人物だ。

【関連記事:「仮想通貨リブラが準備通貨としてのドルに取って代わるべき」イングランド銀行総裁が発言

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版