イーサリム共同設立者「ETHは絶対に証券ではない」

 イーサリアム財団の共同設立者、ジョセフ・ルービン氏は、ニューオリンズで開催されたコリジョン・テック・カンファレンスで講演した。このカンファレンスは、連邦規制当局がイーサリアムが有価証券に分類されるかどうかを調査しているさなかに行われた。ルービン氏は、イーサリアム財団は「現在の議論について、まったく心配していない」と述べた。ビジネスニュースサイトのストリートが1日に報じた。

「米国や他の国の弁護士と長時間にわたり協議してきたが、有価証券であるかないかについてまったく心配していない。絶対に証券ではない。…多く規制当局はイーサリアムが何であるかを理解している」

 ウォールストリートジャーナルは、イーサリアムが規制上の「グレーゾーン」にあると報じた。WSJによれば、イーサリアムが14年7月に最初に配布された際の方法が問題視されている。イーサリアム財団は、当時まだ珍しかったイニシャル・コイン・オファリング(ICO)を実施し、3万1000BTC(当時の価値で約20億円)を超える資金を調達した

 この資金はイーサリアムのプラットフォームの開発に使用されたことから、規制当局の中では、イーサリアムの販売は、証券の販売の可能性があると見ている。多くの投資家が資産価値がいずれは上昇すると見込んで購入したであろうことを考慮すれば、なおさら証券の販売だった可能性が高いと当局は考えているという。

 イーサリアム財団が14年に米証券取引委員会(SEC)に登録してICOを行うべきだったとなれば、70年前のハウィー・テストのもとでの有価証券か否かの評価が現在でも有効かどうかの議論を呼ぶことになるだろう。

 ルービン氏は、イーサリアムは共有されたコンピュータリソースへのアクセスする方法であり、テストには当てはまらなかっただろうと強調する。

「様々な異なるアクターがプラットフォームを実行するために彼らのリソースを提供している。リソースを提供したことの対価を支払う必要がある。…これは共有されたコンピュータリソースへアクセスする方法だ」

 イーサリアムをどのように分類するかという議論は平行線を 

 米規制当局にいたゲーリー・ゲンスラー氏は、イーサリアムをSECに未登録の不適格証券と見なす十分な根拠があると述べた。しかし、同氏は、イーサリアムは現在マイニングされていることから、証券に分類されずに済む可能性もあると述べている

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