イーサリアム財団の宮口礼子氏は10日、コンセンシスが開催しているイーサリアル・サミットで、10月のイーサリアムの開発者向けイベントDevCon(デブコン)が大阪で開催されると発表した。また同氏は、今後12カ月でイーサリアムのエコシステム発展のため様々なプロジェクトに対して3000万ドル(約33億円)を使う計画があると述べた。

宮口氏は、イーサリアムの分散型アプリ(dApps)開発で有名なコンセンシスの創業者ジョセフ・ルービン氏のツイートをリツイートし、今年のデブコンが大阪で開催されることを報告した。

ちなみにイーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリン氏は、テスラのイーロン・マスク氏を10月のデブコンに招待している

一方、宮口氏は、33億円の使い道として現在のアルゴリズムであるPoW(プルーフ・オブ・ワーク)の改善、イーサリアム認知度向上のためのハッカソン開催などや人材獲得に使うと説明した。イーサリアム財団は、研究者たちとの連携強化を図っている。

具体的な支援先として、宮口氏は開発者への資金提供を行うプロジェクト「モレクDAO(Moloch DAO)」をあげた。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版