ギャラクシーデジタルの資産管理部門の責任者であるスティーブ・カーツ氏は、現物型イーサリアム上場投資信託(ETF)が「数週間以内」に承認されると考えており、7月中には決定が下されると予想している。

「私たちは以前にもこのような状況をみてきた。これは計画的であり、形式的であり、SECが関与している」とカーツ氏は7月2日のブルームバーグTVのインタビューで語った。ギャラクシーデジタルは、米証券取引委員会(SEC)で審査中のイーサリアムETFを提案している8つの資産運用会社の1つであり、インベスコと協力している。「私たちはこれを数ヶ月間行っており、ビットコインETFでも同じことをした。製品は実質的に似ており、プロセスも理解している」とカーツ氏は語った。

カーツ氏の予想は他のETFアナリストの予想と大筋で一致している。

6月28日、ブルームバーグのETFアナリストであるエリック・バルチュナス氏は、SECが申請者のS-1申請に対して「追加の時間」を要求した後、ETF承認の時期を7月はじめという当初の予想から後ろ倒しした。

7月2日のブルームバーグの報道によると、イーサリアムETFの申請者は、7月8日までにいくつかの軽微な問題に対処するための更新書類を提出するようSECから要請されているという。

ブラックロック、フィデリティ、21シェアーズ、グレースケール、フランクリン・テンプルトン、ヴァンエック、iシェアーズ、そしてギャラクシー・インベスコの8つの入札者は、すでにそれぞれの取引所で株式を上場する許可を得ている。発行者は、イーサリアムETFが取引開始するためにS-1申請の承認を得る必要がある。

7月2日のK33リサーチのレポートによると、イーサリアムETFはETHの価格にとって「黄金の卵」であり、取引開始後の最初の数週間でビットコインのパフォーマンスを上回る可能性があるという。K33のアナリストであるヴェトレ・ルンデ氏とデビッド・ジマーマン氏は、「ETFの導入直後にETHが下落する可能性がある」としながらも、「その後、ETFへの資金流入がETHの価格を押し上げるだろう」とみている。

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