仮想通貨データプラットフォームであるアーカム・インテリジェンスによれば、ビットコインの大口保有者であるロビンフッドは、イーサリウム(ETH)の大口保有者でもあり、約25億4000万ドル相当のETHを保有する世界で5番目に大きなETHウォレットのオーナーだという。

アーカム・インテリジェンスはSNSで、ロビンフッドが世界で3番目に大きなビットコインウォレットを保有していることが大きな注目を集めたが、ロビンフッドが世界で5番目に大きなETHウォレットの保有者であることは見逃されていると指摘した。アーカムは別の投稿で、これらの資金はユーザーのために保管しているものであると強調した。

BitInfoChartsによれば、現在の世界最大のビットコインウォレットは、バイナンスとビットフィネックスがビットコインのコールドウォレットとして保有しているという。

アーカム・インテリジェンスによれば、ロビンフッドと関連するウォレットは、他の様々な仮想通貨も保有しており、例えば、12万2076BTC(約33億ドル)、34.1兆SHIB(約2億7780万ドル)、490万LINK(約2970万ドル)、260万AVAX(約2960万ドル)などを保有している。株取引での知名度が高いロビンフッドだが、仮想通貨取引の活動は減少傾向にあり、第2四半期の仮想通貨収益は、初期四半期の3800万ドルから3100万ドルに落ち込んだ。

8月30日に、同社はイーサリアムのスワップを容易にする機能に加え、ビットコインとドージコインの「保管、送金、受け取り機能」を組み込んだウォレット製品の拡張を発表した。この強化は、同社が述べるように、ユーザーからの幅広いサポート要求への直接的な対応だ。

ロビンフッドウォレットは3月の立ち上げ時に、ポリゴンとイーサリウムネットワーク向けのセルフカストディサービスを導入した。また、COMP、MATIC、SHIB、SOL、UNIなどの各種トークンと、ステーブルコインのUSDCも含まれていた。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン