EOSのガバナンス問題、CTOが仲裁方法の改正を提案

 EOSの最高技術責任者(CTO)であるダン・ラルマー氏は、EOSプロジェクトの「憲法(constitution)」について、現在の仲裁者の権限を制限するための改正を提案した。27日のEOSGovのテレグラムチャットの中で述べた。

 ラルマー氏の提案は、EOSブロックチェーンのガバナンスを巡る最近の論争を受けてのものだ。

 現在のEOSのガバナンスは、3つの異なるグループが互いをチェックする構造となっている。EOSのエコシステムにおける3つのグループは、1つはブロックチェーンプロデューサー(BPs)ーこれはビットコインブロックチェーンでのマイナーと同じ存在だー、2つ目は仲裁人(EOSコア仲裁フォーラム、ECAF)、そしてトークン所有者だ。

 ECAFは特に批判を受けている存在だ。今月15日にEOSメインネットが立ち上がった後に発生した一連のトラブルの中で、その役割と権能について不透明だとの批判が出ている。

 最近のテレグラフの議論で、ラルマー氏は、「よくわからい理由で未知の仲裁システムを強制的に適用することは、人々を遠ざけることになる」と主張している

 ラルマー氏は、仲裁者の役割は「仲裁可能な、非常に明確で定義された異常がある」ケースに限定するべきだであると提言している。彼の意見では、「コード 、インターネットのミスマッチ」に限定するべきとしている。

 6月の仲裁案件を巡っては、ニック・ザボ氏やチャーリー・シュレム氏といった、仮想通貨業界の著名人らも非難していた。

 最近のケースでは、ECAFはブロックプロデューサーに対して27のアカウントのトランザクション処理を拒否する緊急命令を出している。それらのアカウントが「仲裁人による申し立ての審査が未決のままである」ため凍結すべきであること、その命令を出した「必然性と根拠」は後日投稿する予定であるとしている。

 今月24日には、EOSBPニューヨークが、偽のECAF命令を受け取ったとし、「ECAFの有効な意見であると主張するいかなる発言も、自信を持って実行できない」と述べた

 ドージコインの開発者である、ジャクソン・パルマー氏は、ラルマー氏が「〔EOS〕の憲法全体を廃止し…再始動する」ことを効果的に提案したと、ツイートした

 仮想通貨コミュニティで活躍するWhalePanda氏は、提案は基本的に「イーサリアムのがバンスモデルと同様であり、大規模な損失 / ハッキング / DAO的なイベントを救済しようとするものだ。…しかしより中央集権的だが」と述べている

 EOSは今月から稼働し始めてから、EOSネットワークは技術的な問題にも直面している。

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