衝撃的だった・・・。

先週末のポンペオ米国務長官のスピーチは、龍門キャピタルの日本代表で中国出身のサニー・ワン氏にとっても驚きだった。

これまで確かに米中には争い事があった。

中国の人権問題に対しては前のオバマ政権からしばしば懸念表明が行われていた。トランプ大統領が就任した後で米中貿易戦争に代表される経済摩擦が顕在化したのは記憶に新しい。

しかし、先週末のポンペオ氏の演説は、かつてないほど中国共産党を根本から否定するものであり、これまでとは一線を画していた。習近平国家主席を「全体主義の信奉者」と断定し、自由諸国に対して一致団結して中国共産党に対抗するように呼びかける姿には、これまでとは違う米国の決意が垣間見れた。

「まさか生きている間にここまで米中関係が悪化するとは思わなかった」と話すワン氏。今回のコインテレグラフジャパンYouTubeチャンネルでは、米中の間に大きく分けて8つの火種があることを解説する。

また、気になるのは新たな国際政治的のフェーズにおける仮想通貨ビットコイン(BTC)の役割だ。

米中対立悪化を懸念して投資家はまず「安全資産」の金(ゴールド)に資金を移した。連日の金最高値更新を支えている。一方、週明けから1万ドルを回復して勢いに乗るビットコインだが、果たしてデジタルゴールドの今後に期待した資金流入はあったのだろうか?ワン氏が、見解を示す。

さらに、米中対立悪化でビットコインが選ばれる理由は、「安全資産」としての機能だけではないという。それは中国特有の経済的な理由と関係がある。こちらもワン氏がYouTubeで解説する。

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