著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
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・雲上抜けを目指すも・・・
XRP/JPY 日足 Bidチャート
上図は、XRP/JPYの日足チャート(期間:2021年11月25日~現在)である。
昨年末から約1ヶ月間にわたり下落トレンドが続いたXRP/JPYだが、1/22に下限60円で踏みとどまった後、自律反発となり2/3からの7日続伸で一時103円まで値を上げた。
一目均衡表を見てみると、XRP/JPY は、続伸中の2/8に雲を突き抜け三役好転が発生したが、雲のねじれ発生と共に上昇の動きも失速した。
2/24には、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まり、市場のリスクオフムードが一段と高まったことを受け、XRP/JPYも雲を割り込み一時69円まで下落した。
翌日以降は、米国の経済制裁としてロシア系大手銀行5行との取引中止や、資産凍結が発表されるも、リスクオフの巻き戻しが出始めたことなどにより米株は上昇(2/25 CoinPost)。暗号資産市場も買い戻しが先行し、全面的に反発した。
その後、2日続伸したが、2/27午前に「西側諸国は国際銀行間通信協会(SWIFT)の国際決済ネットワークから一部のロシアの銀行を排除することで合意した」(2/27 Bloomberg)、との報道を受けた影響か、反落しており、足元は80円付近で推移している。
では次に、今後の値動きについてシナリオを考えてみる。