著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
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・BTC(ビットコイン)、2022年の相場は?
BloombergよりDMM Bitcoin社作成
上図は2021/1/1から現在までの暗号資産時価総額とBTC/USDの価格を比較したグラフである。
足元の暗号資産時価総額とBTC/USDともに軟調推移となっており、年初からの騰落率はそれぞれ-15.95%、-10.47%とマイナスの推移である。
暗号資産市況は、BTC/USDが1/21に約半年ぶりとなる34,000ドル台まで下落。米ナスダック指数のハイテク株式が大幅下落といった既存金融の下落の波に押される形で、BTC/USDも値を下げることとなった。
暗号資産は他の金融資産とは相関関係が低いと市場関係者の間で広まっていた定説に反する価格変動となり、マーケットには依然、疑心暗鬼の声が広がっている。
しかし、2月当月にフォーカスを当てると、執筆時点で暗号資産全体の時価総額とBTC/USDの騰落率はそれぞれ、10.35%、9.2%となっており、反発基調であることは事実である。
BloombergよりDMM Bitcoin社作成
上図は、BTC/USDの2011年から2022年までの月別騰落率である。月別騰落率をみると、過去3年(2020年、2014年、2012年)以外の年で2月の騰落率は上昇で着地しており、1月に下落した場合の2月の騰落率は過去全ての年で上昇相場となっている。
次に、BTCを貴金属や主要な株式と比較してみる。
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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。