著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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XEM(ネム)の価格と出来高の推移

CoinMarketCap (https://coinmarketcap.com/)よりDMM Bitcoin作成

2021年、大型アップデートやハードフォークと何かとイベントに事欠かないXEMだったが、イベントによって価格や出来高、人々の関心、保有高にどのような影響があったのか振り返って見てみる。

上図は、2021年に入ってからのXEM/JPYの価格と出来高の推移である。

3月に実施された大型アップデート「カタパルト」の影響により、2月から3月の頭にかけて価格、出来高ともに上昇した。価格は3/3に81.48円に到達し、出来高も2/23に2,000億円を超えている。

そのあとの動きは、山高ければ谷深しとなった。

3月から6月にかけては下落の流れに歯止めがかからず、6/22には10.79円まで値を下げた。

7月からは売りも一巡したのか、12月現在にかけては下落の流れが一服し、価格は12円から26円の間を上下しながら低調な推移となった。

11/19頃に予定されていたXEMのハードフォーク「Harlock(ハーロック)」への期待感から価格と出来高がともに上昇した局面もあったが、3月に実施された「カタパルト」ほどの影響はなく、12/1にハードフォークが完了すると価格は下落した。

このことから価格と出来高ともにイベントに大きく左右されていることが読み取れる。次にGoogleTrendsの検索値から投資家たちの関心を調べてみよう。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。