著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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40,000円台が分かれ目に?

BCH/JPY 週足Bidチャート(DMM Bitcoinの取引ツールより作成)

上図は、BCH/JPYの週足チャート(期間:2021/1/4~現在)である。

今年の動きを振り返ると、5月に起こった暗号資産市場全体の暴落以後、下落傾向にあったBCH/JPYは7/19週安値40,485円から反発に転じ、9月には90,000円手前までの上昇を見せるなど、徐々に下値を切り上げる値動きを続けていた。

しかし、11月に入ると状況は一転した。

11/26に新型コロナウイルスに新たな変異株であるオミクロン株が発見されたことを受け、各国株式市場をはじめとして金融市場全体でリスクオフムードが急激に高まることとなった。

BCH/JPYも大きく下落し、週足でのサポートライン(上図白線)を割り込むと、7月安値を下回り一時37,007円と年初来安値(1/1 33,803円)に接近した。

ただし終値を確認すると、執筆時点までで週足では50,000円台を、日足では40,000円台の水準以上を維持しており、年初来安値水準ではある程度の買い圧力が存在することがうかがえる。

5月の暴落以降のレンジ下限である、40,000円付近で下げ渋りを見せていることから、下落トレンドに突入したとも言い切れない状況だろう。

今回はその40,000円を中心として、上下のターゲットプライスについて考察する。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。