著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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・ドミナンス推移

図1
Tradingviewより当社作成

上図は、BTC(ビットコイン)とXRP(エックスアールピー)それぞれのドミナンス推移(期間:2022/11~現在)である。

ドミナンスとは、市場全体に占める、各暗号資産における時価総額のシェア(占有率)を意味するが、7/13終値時点でBTCは50.15%であり、XRPは3.50%となっている。
6月に入ってからは数多くのアルトコインが米SECから一方的に有価証券と主張される一方で、有価証券問題とは距離のあるBTCは、資金の避難先となっていた。

しかし、今回XRPが有価証券でないと判決されたことによって、アルトコインに再度資金が流入(BTCのドミナンス低下)するかもしれない。BTCドミナンスは3月の大手米銀破綻時などを発端とした投資家のBTC選好の流れもあり、年初から一貫して大きく上昇していた。

今回のようなポジティブなニュースの効果が他のアルトコインにも波及すれば、BTCに比べたアルトコイン価格のアウトパフォーム(BTCドミナンスの低下)という流れになろうか。

BTCドミナンス低下の場合、前回もみ合い高値の48.8%付近がサポートラインとして機能するかもしれない。

次に、テクニカル分析からBTC価格のターゲットプライスを考えていく。

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