著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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・市場動向

3月下旬の暗号資産市場は、米商品先物取引委員会(CFTC)がバイナンスを提訴するなど悪材料が発生したことを受け、売り圧力が強まる場面もあった。しかし、BTC(ビットコイン)は足元350万円付近を下限に高値圏を保っており、アルトコインも目立った下落は見られなかった。

3/21には、XRP(リップル)が独自の値動きで上昇をみせたことが目立った。要因としては、リップル社が米SEC(証券取引委員会)との間で争われている裁判について、リップル社に有利な判決が下されたことに起因しているようだ。

アナリサ・トーレス連邦地裁判事は、リップル社と米SECが提出した専門家による証言を、今後の略式判決から除外する申し立てについて判決を下した。

この判決で、XRP購入の認識について証言する主要な証人として、米SECが指名した専門家を排除されたことで、市場関係者はリップル社が最終的に訴訟に勝つと考え、その期待が今回の上昇へ繋がったとみられる

次に、XRP/JPYの今後の値動きについてテクニカル分析を用いて考察していく。

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