著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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ペナントパターンはさらなる下落の前兆か

TradingviewよりDMM Bitcoin社作成

上図は、2022/11/1から現在までのBTC/USD(ドル建てビットコイン)の日足チャートに3本の移動平均線と2本のトレンドラインを描画したチャートである。

FTXショックから2日で30%近い下落となったBTCは、現在も16,240ドル(約227万円)と、2021/11/10の史上最高値69,000ドル(約775万円 )から70%以上下落した水準を推移している。

日足レベルでペナントパターンを形成しており、通常ペナントパターンはトレンドラインの交差点付近でペナントパターン形成前の方向(今回の場合は下落方向)にブレイクしやすいとされている。
※ペナントパターン…急騰・急落後に「三角保ち合い(レンジを縮小する値動き)」に移行する流れまでを一つのパターンとして見る手法のこと。この手法ではペナントの「柄」となる部分(上図では11/8-11/9の急落)が重要であり、三角保ち合いの終わりに「柄」の方向(上図では下方向)へ大きく動くとされる。

また、3本の移動平均線が長期(75)・中期(50)・短期(25)と並ぶ下降のパーフェクトオーダーを形成しており、ここから一段下落の展開となる可能性もあると言えるかもしれない。

今後の展望について、過去の暴落局面を元に考察する。

下落率は90%を超える可能性も

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