著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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これまでの値動き

BTC/JPY 日足 Bidチャート

上図は、5/13から現在までの日足BTC/JPYチャートに、前々回のレポート(Daily Market Report 2022/5/16「週末の動きから読みとくBTC(ビットコイン)」参照)で設定したレンジ上限・下限を描画したものである。

①レンジ上限:5/13の高値399万円の水平ライン
②レンジ下限:5/13の安値361万円の水平ライン

前回のレポート(Daily Market Report 2022/6/10「BTC(ビットコイン)レンジ上放れを示唆か?3月安値422万円に注目」参照)では、レンジ上放れを想定したが、6/10の米国CPIの結果を受けて金融市場は売りで反応、ビットコインも例にもれず下落し、レンジを下放れした300万円近辺をさまよう形となっている。

その後、本日6/14の朝方には300万円をあっさり割り込み、11時時点では280万円まで強く売り込まれている状況だ。

280万円は2021年1月以来の水準であり、米国株式の大幅な下落を受けてビットコインも下落幅を拡大している。

本稿では、こうした相場展開のもと、前回設定したシナリオを修正し、今後の展開を考察する。

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