著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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大幅続落により年初来安値更新

XLM/JPY 日足 Bidチャート

上図は、XLM/JPYの日足チャート(期間:2022/1/7~現在)である。

金融引き締め加速により、依然として市場のリスクオフムードが高まる中、5/11に発表された米消費者物価指数(CPI)で、インフレがしばらく高水準にとどまる可能性が示された。

この発表により、米株が軒並み下落するとBTC価格も大幅に下落し、年初来安値(BTC/JPY:326万円)を更新した。

その他アルトコインも全面安となり、XLM/JPYも例外ではなく、5/11より大幅な下落が続いている。

一目均衡表で足元の動きを見てみると、日足チャート上では以下の3つの条件を満たした三役逆転が見られることから、テクニカル面では「下落トレンド」が進行中であると解釈することができそうだ。

① XLM/JPYの価格が雲を下抜ける
② 転換線(黄色線)が基準線(緑線)を下抜ける
③ 遅行スパン(赤線)がXLM/JPYの価格を下抜ける

連日の続落により足元は15円前後を行き来しており、価格帯が雲下限から大きく下に位置していることから、しばらくは下落トレンドが継続し、底値を探る展開が続くと想定されるだろう。

では次に、XLM/JPYの今後の値動きについてシナリオを考えてみる。

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