仮想通貨(暗号資産)ベンチャーキャピタルのデジタルカレンシーグループ(DCG)は27日、マイニング分野に参入する。DCGはビットコイン投信を手がけるグレイスケール ・インベストメントの親会社。

DCGは2019年にニューヨーク州ロチェスターに「Foundry」という完全子会社を設立したことを発表。マイニングエコシステム向けに、「機材のファイナンスと調達」、「マイニングとステーキング」、「コンサルティングやアドバイザリーサービス」の3つのサービスを提供しているという。DCGは2021年までに1億ドル以上を投資する。これによってマイナーはDCGのネットワークを通じて信頼できるパートナーや資金にアクセスできるとしている。

発表によると、トップにはコア・サイエンティフィックの元幹部のマイク・コリヤー氏が就いている。

Foundryは「すでに北米最大級のビットコインマイニング業者となっている」としており、今年北米で納入されたビットコインマイニング機材の約半分の調達に関わっているという。マイク・コリヤー氏は以下のように述べている。

「我々は、新しいデジタル経済の分散型インフラに貢献したいと考えている。我々の役割はマイニング事業の成長と発展をサポートすることだ。」

Foundryはマイニング大手のビットメインとMicroBTの両社と提携している。ビットメインのマイニング機器Antminerのグローバル・セールス・マーケティングディレクターのス・ケ氏は「Foundryの支援によって、ことはかなりの数の機器を米国に出荷できた」と話している。

今回のマイニング子会社の設立で、DCGグループはグレイスケール ・インベストメントの他に仮想通貨ブローカーのジェネシス、仮想通貨メディアのコインデスクを含めて4社を保有していることになる。