ドイツ銀行は、仮想通貨が支払いの領域に革新をもたらす可能性を秘めているとレポートの中で認めた。
「世界でビットコインによる支払いはごく僅かにとどまっている」ものの、仮想通貨には「支払いスタンダードを変革するポテンシャルがある」と指摘。一部の人間は仮想通貨を金(ゴールド)のような資産クラスとみるべきと主張しているが、「仮想通貨は我々の支払いの仕方を変える革新的な新技術」と述べた。
「今後、もし新たな主流派の仮想通貨が思いがけなく登場しても驚かないかもしれない」
ビットコインはボラティリティ高すぎる
一方、ドイツ銀行はビットコインのボラティリティが高すぎるために「価値保存手段」として機能できないと述べた。
(出典:Deutsche Bank Research「ビットコインとボラティリティ」)
ドイツ銀行は、2017年のバブルの後にビットコインの価値が3分の2も減少したことや去年リブラの発表を受けて高騰したことを指摘してる。
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