日本の仮想通貨交換業FXcoin、投資情報の充実目指す ドイツ銀の元トレーダーも迎える

日本の仮想通貨交換業のスタートアップFXcoinが、ドイツ銀行の元トレーダーをストラテジストとして迎え、今月から仮想通貨のマーケット情報を個人投資家向けに開始するとブルームバーグが3日に報じた。仮想通貨業界への機関投資家のさらなる参入を見越して、投資情報の質の向上を図る動きだ。

ストラテジストとして新規加入が報じられたのはドイツ銀行の元トレーダー松田康生氏(49)。すでにマーケットレポートの執筆を開始している。松田氏はドイツ銀行で2012年から今年の6月まで外国為替ディーラーとして働いていたという。

FXcoinは、昨年12月にドイツ銀行で外国為替営業部長を務めた大西知生氏(50)が設立。ビットコインなど仮想通貨の交換業務開始に向け準備を進めている。松田氏のほかにもドイツ証券やHSBCや野村ホールディングス、三菱UFJフィナンシャル・グループなどからもトレーディングの専門家を採用したという。

大西氏はブルームバーグに対して、日本の仮想通貨市場の整備と金融リテラシー向上のため情報発信をしていきたいと発言。「ポジショントーク」ではなく、投資判断に役立つ正確な情報と深い分析を提供したいと述べたという。

このほか、FXcoinはプロにも役立つ情報としてテクニカル分析を月1回発行するほか、元ドイツ証券チーフ為替ストラテジストによる月に2回のコラムを予定しているという。