仮想通貨取引所バイナンスのジャオ・チャンポンCEO(通称CZ)は、同社は利益の4分の1を投資機会にあてると明かした。サウスチャイナ・モーニング・ポストとのインタビューで述べた。
同取引所が最近コインマーケットキャップとインドの仮想通貨取引所WazirXの買収を完了したことを受けた発言。年間利益の約25%を買収拡大に再投資するとしている。
CZは、「我々は、毎年利益の約4分の1を投資機会に使用する」とし、同社は現在事業ポートフォリオを拡大させることを目指していると強調した。
バイナンスの2019年の純利益は約5億5000万ドル(約592億円)とされる。
ここ数カ月、同社は法定通貨のゲートウェイの積極的に拡大を進めており、50を超える地域でクレジットカードを通じた仮想通貨購入のサポートしている。現地の法定通貨取引の受け入れを可能にする銀行との連携強化にも興味を示している。
また、先物プラットフォームに関しては、3月12日と13日の仮想通貨大暴落での取引量減少でも、バイナンスの先物取引と未決済建玉は暴落以前の水準に回復している。
出典: Skew バイナンスの先物の建玉
バイナンスはデリバティブ分野では比較的新しい参入者だが、相当の市場シェアを素早く獲得している。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン